2019年07月02日

小学校の給食

もう1週間近く前のことになってしまったが、去年に引き続き、都内の某小学校(男子校)で小説の書きかた講座みたいなのを、やらせてもらった。「星新一賞」がらみの、恒例行事となりつつある。2度目なので自分の気持に余裕があったせいか、今年は去年より楽しめた。

相手にしたのは5年生なのだが、それくらいの歳の男の子は意思疎通に困ることが、ほとんどない一方、まだまだ無邪気でかわいい。クイズ形式で何か質問すると、うわーっと、ほぼ全員が手を挙げる。当てるのがめんどくさいので「じゃあ、いっせいに答えて。せえの!」とやると、ほんとに声を揃えて一斉に答えるのだ。実に癒やされた。

そして休憩時間になると「これ僕が書いたんです。読んでください」と言って、自分の小説を持ってくる子がいたりする(僕が次のパワポの調整で忙しそうにしていることには、全く頓着してくれない)。今どきの子らしくiPadで書いているのだが、文章だけではなく写真や表なども配した推理小説で、なかなか凝ったつくりだった。やっぱり子供って、面白い。

講座が終わった後は、教室で子供たちと一緒に給食を食べた。まさか、この歳になって、あの小さな机と椅子を並べて、黒板を眺めながら給食を食べられるとは思っていなかった。居心地がいいような、悪いような、不思議な気分だった。写真のメニューは冷やしうどん、煮物、牛乳、ゼリーである。

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posted by 藤崎慎吾 at 00:03| Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
すごーく昔になりますが、私も小学校5年くらいで小説を書く授業がありました。そしてその頃、将来小説家になれたらいいなあ! なんて思っていました。
藤崎さんに教えてもらえた小学生たちが、羨ましい……! 
そして、小学生と給食を食べる経験をされた藤崎さんもちょっと羨ましいような気がしました(^-^)
Posted by あさみ at 2019年07月04日 21:40
あさみさん、コメントありがとうございます。小説を書く授業って、わりとあるらしいですね。僕は受けたことありませんが……。小学校2年生の時、勝手に書いた「白くまのぼうけん」という絵本を、担任の先生がコピーして配ってくれたことはありました。そういう体験は、意外と後々の人生に影響してくるのかもしれません。一緒に給食を食べた子供たちの中から、もし大作家が誕生したら……と夢想してしまいます。
Posted by 藤崎慎吾 at 2019年07月05日 13:13
小学校2年からもう才能が開花していたのですね! 「白くまのぼうけん」読んでみたくなります。
教え子から作家が誕生したら素敵ですね。
「小学生のとき藤崎さんの授業を受けました」なんて言われたら、感激でしょうね☆
Posted by あさみ at 2019年07月05日 22:55
いえ、開花してないです。たぶん、いぬいとみこ『北極のムーシカミーシカ』の焼き直しでした。なので子どもたちにも「最初は、まねっこでいいんだよ〜」などと言っています(笑)。
Posted by 藤崎慎吾 at 2019年07月06日 15:26
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