2017年06月01日

『風待町医院 異星人科』第二話冒頭

第二話「路地裏の裏の路地と、幽霊喫茶店」
 例えば、こんな体験をしたことはないだろうか。
 たまたま近所を歩いていたら、今まで気づかなかったところに小綺麗な食堂を見つけた。ふらっと入って、食べてみたらおいしかった。
 何日か後にふと思いだして、また足を運んでみる。すると記憶していた場所に店はない。
 潰れているわけではなく、空き地になっているというのでもなく、全く別の古いビルや家が建っている。最初から、そこに食堂なんか存在していなかったかのように−−。
 一筋まちがっていたかと平行した道をたどってみても、やはり見当たらない。うろうろした挙句、「夢の中の出来事だったのか」と首をひねる。しかし食べた料理の味は、しっかりと覚えている……。
 風待町では、たまにそういったことが起きる。まだ一〇歳だったころに、僕はその理由を知ってしまった。

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posted by 藤崎慎吾 at 19:57| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
残念なお知らせながらこの場を借りて報告させて頂きます。私の友人でもあり、このブログのコメント仲間でもあるTAKEさんが先月29日脳疾患で入院しました、幸い命に別状はなく、意識もしっかりしています、ただ右半身が麻痺状態でまっつたく動かせません、したがって彼のブログ更新やコメントはしばらく出来ないと思います、先日の集まりで藤崎先生を中心に新たな友達の輪が出来たばかりなのに本当に残念です、ただネットの世界にはそう遠くない内に戻ってこれると思いますのでその時は
よろしくお願いします。
Posted by Mくん at 2017年06月06日 10:45
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