2022年10月30日

渡良瀬遊水地

群馬の水郷公園へ行ったついでに、渡良瀬遊水地にも初めて立ち寄った。ラムサール条約の登録湿地なので知ってはいたが、予想していた以上に広かった。

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東京ドームの約700倍の広さだそうだが、そう言われてもピンとこない。

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広大なヨシ原が銀色に輝いていた。

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遊水地内にある谷中湖も、歩いて一周したら、たぶん数時間かかる。

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谷中湖の「中の島」には、ちょっと日本離れした風景があった。

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立ち並ぶ柳の巨木が美しい。

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夕暮れ、カモのつがい(?)が仲良く泳いでいた。

posted by 藤崎慎吾 at 21:58| Comment(0) | 日記

揚舟(あげぶね)に乗ってきた

群馬県板倉町にある「群馬の水郷公園」に行った。ここを含む利根川・渡良瀬川流域の水場は、国の「重要文化的景観」に選定されている。そこでは「揚舟」という伝統的な川船が今でも使われているのだが、秋のこの時期と春の一時期にだけ乗船体験できると聞いたのだ。

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これは乗船体験用に整備された揚舟。

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実際に使われている揚舟は見た目ボロボロで、水をかきだす手桶が置かれていたりもする。あまり乗りたくはないが、風情はある。

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揚舟の上から見た舳先方向の景色。週末だし天気もよかったので、さぞかし乗船体験希望者が詰めかけてだろうと思っていたが、予想に反して貸し切りだった。もったいない気がする。

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船頭さんは土地の人ではない。リタイヤ後、知り合いに声をかけられて、小遣い稼ぎに始めたという。それまでは竿を握ったことすらなかった。1ヶ月ほど訓練を受けたが、最初は舟の上に立っていることもままならなかったと笑う。今では腰も真っ直ぐに伸びて、堂々としている。

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水路には魚やエビを獲るための網が、随所にしかけられている。かかった獲物を集めるために、揚舟は使われているらしい。冬の間、水は抜かれてしまう。

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乗船すると、こんなのを記念にくれる。手作り感、満載(笑)。

posted by 藤崎慎吾 at 20:32| Comment(0) | 日記