2017年05月12日

詩人志望

10代のころは詩人になりたかった。「その顔で?」と言われそうだが、はい、恥ずかしながら、あこがれてました。「現代詩手帖」とかに投稿したこともありますよ。もちろん、鼻も引っかけられませんでしたが……。いつしか、あきらめてしまったけれど、今でも詩人になりたい思いは残っています。

ティーンエージャーの生白い詩人ワナビーが、四捨五入で還暦の薄汚いオヤジ作家になって、本物の詩人に出会いました。そうしたら驚いたことに、プロの写真家がどんな被写体でも美しく撮ってしまうような筆さばきで、そのオヤジを一篇の爽やかな詩の中に読みこんでしまったではないですか。いやはや、参りました。もう二度と悪いことはしません、という気持です。

http://tau3.blog.so-net.ne.jp/2017-05-10

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僕は水に浮かぶのも好きだし、潜るのも好きです。生まれ変わったらクジラになりたいと思っているくらいです。この写真を撮った時のように、海中から水面を仰ぐのは、何度やっても飽きません。今までは、どちらかというとこんなふうに、波の下から見つめた世界を描いてきました。それが最近、ふっと岸辺に上がって、やっと肺呼吸ができるようになった両生類みたいに、水平線を眺めています。

進化したんですかね? そして、とある港町を舞台にした物語が生まれました。それが6月の新刊というわけです(最後は、ちゃっかり宣伝につなげた)。

posted by 藤崎慎吾 at 10:00| Comment(7) | 日記